フラガールpart4
こんにちは。
濱脇宏太です。
前回から引き続き、『フラガール』について印象に残った人物と気づきを綴っていきたいと思います。
3人目は、フラダンス同志の熊野小百合です。
彼女から感じるのは『プロ意識』でした。
宣伝キャラバンツアー中のある舞台に出る直前で鉱山の落盤事故が起き小百合の父親が被害にあいます。
その事実を知らされた時、フラガールたちは動揺しますが先生はプロなのだから気丈に振る舞うよう諭します。
彼女らの状態を考え踊ることよりも、家族の元へ帰ることを優先しようとする先生でしたが、
その時『舞台に出て踊ること』を決断したのはなんと小百合でした。
泣きながら「踊らせてください。お父さんもそう望んでいるから。」と言います。
家族が危機に瀕した時に急に会いに行くのではなく、普段からいつ会えなくなっても大丈夫にしておくことが大事なのだと思いました。
家族には長生きしてほしいと願いつつも、その反面いつか死を迎えることは誰もが理解していることだと思います。
「今日会えるのが最後」と考えると、人との接し方も変わっていくかもしれません。